虫歯治療で使われる保険の白い詰め物!水銀から移行したのは世界大戦の影響だった

みなさんこんにちは!

狭山市にある「いぬい歯科」です。

 

今回は虫歯治療で使用される「歯科用プラスチック」について紹介していきます。

歯科用プラスチックの登場は、現代の歯科医学を作ったといっても過言ではありません。

 

  • 戦前まで主流だった治療法は?

今でこそ虫歯治療では小さな虫歯に歯科用プラスチック、大きくなると金属の被せ物やセラミックの被せ物を製作しています。

しかし、一昔前はアマルガムという水銀を歯に詰めていました。

アマルガムは金属の粉末に水銀を混ぜて、歯科医師が虫歯の穴に詰めていましたが、世界的にみて危険性が高いとなり、現在では使用されていません。

 

  • 歯科用プラスチックの誕生

歯科用プラスチックが最初に誕生したのは1941年です。

第二次世界大戦で金属が不足していたため、アマルガム治療でさえできなかったというのが背景にあります。

日本に歯科用プラスチックが伝えられたのは1965年。

しかし、当初は歯科用プラスチックの特性をよく理解していない歯科医師が多く治療をしたのに「歯がしみる」「痛い」など訴える人が多かったそうです。

 

もちろん当院でも保険診療で虫歯治療をおこなう際には歯科用プラスチックを使用しております。

虫歯の治療を検討されている方は「いぬい歯科」までお越しください。

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